大前 光市
おおまえこういち/Kouichi Ohmae
私は人は皆よく見れば「MINORITY」であり心や体のどこかに「障がい」 を持っていると思っています。
表現する場に於いては、其々の「その人のその特徴が魅力に変わる」 という事。それは一点物の美術品みたいにキラキラと輝きを放ち、唯一無二のキャラ立ちをするんですよ。一人一人が持っている色や形を「素敵」に「格好よく」見せていきたい。そんな自分の「特徴」を魅力に変えて表現する力のあるアーティストを集め育てたら面白いだろうなぁと思い立ち、このワーキ ンググループを立ちあげました。表現する場そして社会には障がい者も健常者もない、そんな世界の具現化を打ち出していきます。
23歳の時に交通事故で左脚膝下を失う。以降義足にて踊る事を決意。義足のダンサーとして各メディア に取り上げられ、2016年リオ五輪 の大舞台でハンドオーバーとして活躍し2017年平昌100日前イベント出演、車いすダンサーとしても活躍し、IPCワールドパラダンススポーツ世界選手権大会銀メダリストとなる等国内外の受賞歴多数。「個性」を魅力に変えるソロの振付や演出を行い、ダンサーに出演する「場」を与える活動として、一般社団法人Para Dance Creatorsを創設。